猫の上下関係と距離感

うちには2匹の猫がいる。年齢も同じくらいだし、大きさもほぼ一緒。うちに来たのも大体同じ時期なので、まるで双子のようである。
しかし、一応、猫固有の性格のせいか、上下関係ははっきりしているように見える。
方や甘えっこで、真ん中に痛がり、方や自分の好きなように寝転びたい。
当然のことながら、2匹は、すぐに喧嘩になり、すぐに仲直りする。

1か月だけお姉ちゃんの猫は、ちょっと気がづよい。しかし、見た目は、こっちのほうが子供っぽくて優しいように見える。
そのためか、子供たちはこのこの方をなにかにつけてかばう。
妹猫は、お姉ちゃん猫よりも少し体が大きく、顔立ちがきりりとしている。だが、実は甘えっこで、大好きなひとのそばにいたくてしかたがないようだ。
いつものソファに座ると、お姉ちゃん猫が、我が物顔でやってくる。
いつものとおり、ひざの上にのり、高めの声で鳴いてみる。
妹猫は、それを横目でみているだけだ。
これがいつもの風景。
気付くと何気なく、妹猫もソファの上にきていた。
ひざの上には乗れないので、横に座って、前足だけをのばしてあしに触っている。
これだけでこの子は安心する。
この子たちを見ているとまるで人間関係を見るような気がする。
はっきりとそばにいることを主張する子と、つかず離れずにそばにいるのにある程度距離を子。
ひともその微妙な距離感を持ちながら生活していることを考えると、おなじなんだなと思えてくる。

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