健康診断は健康なことが前提

会社の健康診断で、再検査の連絡がきた。
今までにないことだったので、かなり不安になりつつも、人間ドックを受けることにした。

会社の健康診断の日にちが決まると、数日前から、少々生活を改善して、あまり悪い数字が出ないように気をつけている。
あるとき、それでは、悪いものも見つからないと思い、普段と同様の生活をしたまま、健康診断に臨んでみた。
いや、どちらかといえば、いつもより不摂生の日々だったように思う。
そして、当然のことながら、再検査のチェックがされたのである。

再検査では、チェックされたところだけでなく、本格的に人間ドックを受けてみた。
すると、今度は、ほかのところがチェックされ、専門医で再検査するように指導をうけたのである。
なんともふしぎなことだ。

そして、専門医に診てもらうと、また、同じような検査をするという。
前の結果をもってきているのに、なぜまたするのだろう。
そう思ったら、思わず医者に聞いてしまった。
なぜ、また、検査をするのですか。
前と何が違うのですか。

その答えに納得してしまったのである。
医者の答えは、シンプルかつ明確であった。
健康診断は、基本的には健康である人が受けることが前提。
だから、ベースにあるのは、健康体なのである。
しかし、専門医は、悪いかもしれないということを念頭に置いて検査する。

性善説と性悪説のような違いがある。
この答えをきいて、逆に安心して検査をうけることができた。

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