東京にいくことになりました

田舎育ちの私は、進学するにも、育った町から離れる必要がありました。
外にでていくことに憧れがあったわけでもなく、抵抗があるわけでもなかったのですが、勉強したいものがあったので、私は進学を選んだのです。
そして今、東京にいくことになりました。

行きたかった大学は、残念ながら門がひらきませんでした。
ですから、私は、遠い東京へ行くことになったのです。
東京に行くこと自体は、ちょっとうれしいので、早速もろもろの準備をして、春には、東京に向かう電車にのりました。

新幹線で上京した私に待っていたのは、大雪で新幹線の大幅遅れ。
夕方につくはずだった私が東京駅に着いたのは、夜遅くだったのです。
迎えに来てくれた叔父と遅い夕飯をとったのですが、さすがに東京、夜でもたくさん食べると頃があっていいねぇと思ったものです。

これは今は昔のお話で、遠い私の思い出です。
今や私の人生は、半分以上が、この東京での生活になってしまいました。
先日、会社の人と故郷の話をしたときに、田舎には、18年しかいないけど、東京にはもう25年以上いるからねとおっしゃったのをきいて、なるほどと思ったのです。

田舎は、生まれ育ったところではあるけれど、今の生活のほとんどが、この地なんだなと改めて思いました。
そうなるとどっちも捨てがたく、素敵におもえてきたのです。
不思議な感覚ですが、嫌な感じじゃないし、さびしい感じでもなかったですよ。

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